有料老人ホーム選びのポイント(12)退去要件
有料老人ホームには、入居者側が一定の要件に該当した場合に、その有料老人ホームからの退去を求められる場合があります。不正な手段を用いて入居契約をした場合や、利用料の支払いが一定期間または回数滞った場合など、利用者側の責任によって退去しているケースはやむを得ないのですが、その他の理由によって退去した人がどれ位いるのか?、また、その理由について確認しておく必要があります。
- 入居者側からの申し出によって退去している人数と理由
- 一般的に有料老人ホームに入るには高い一時金を支払って入居しているケースが大半でしょうから、(特別養護老人ホームの空きがでるまでの一時的な入居など短期入居契約している方のケースを除いた)退去人数と理由を確認しましょう。入居者側からの退去が多いのはその施設に対する不平や不満の表れです。
- 重要事項説明書や入居契約書、管理規定の確認
- こういった入居(予定)者に交付される書面には「こういうことをしたら退去してもらいますよ」という項目が必ず記載されています。長期入院や認知症による問題行動がおこった場合に退去の対象となるように記載されているものもあったり、「○○などの行為」「に類似する行為」「一定期間」のように明確な表現を敢えて避けて有料老人ホーム側に都合のいいように解釈出来る可能性のある文言を含んでいる場合もあります。
書面を流し読みするのでなく、1つ1つ注意しながら読むことや、過去の具体的な退去事例や人数などについて確認すること、不明瞭な表現やわかりにくい表現がある場合には「これは具体的にどういう事例を指すのか」「この一定期間とはどの程度の期間を指すのか」など施設長に確認しましよう。この時に明確な答えが返ってこないようなら、その施設への入居は見合わせるべきです。
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