有料老人ホーム選びのポイント(7)ホームの雰囲気やスタッフ・ホーム長の人柄■有料老人ホームご案内ネット~全国の高齢者住宅の無料案内

(7)ホームの雰囲気やスタッフ・ホーム長の人柄
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有料老人ホーム選びのポイント(7)ホームの雰囲気やスタッフ・ホーム長の人柄

ホーム選びに際して、ホームの雰囲気やスタッフの人柄等はどういうところにチェックをすればよいか?解説します。


有料老人ホーム■スタッフ有料老人ホームのもつ雰囲気や、施設長も含めたスタッフの考え方や仕事ぶりといったソフト面は、施設の設備といったハード面よりも有料老人ホームを選ぶ際の基準として大きなウェイトを占めるものです。

入居後に日頃から接することになるケアスタッフや施設長、入居されている方の表情などよく観察してみましょう。雰囲気の悪いホームで快適なシルバーライフを過ごせるはずはありません。

ホーム(施設)長
有料老人ホームの施設長は施設全般の運営や管理に責任を持ち、経営理念やサービス目標の実現・達成をすすめるうえでのリーダーシップをとってケアスタッフに対する適切な指導・監督を行う施設運営の舵取り役です。
そのため、施設長の介護に対する考え方、入居者に対する接し方・考え方、仕事に対する姿勢はポイントになってきます。
■ 施設長と直接話をしてみる。
直接話をしてみることで施設長の人柄や考え方が見えてきます。日々のミーティングや引き継ぎ等の実施状況、定期的なケアスタッフへの教育指導などホームの運営理念の浸透やスタッフのレベルアップのためにどういった対応をしているのか、入居者に対する接し方などについて聞くと良いでしょう。
介護(ケア)スタッフ
入居後に直接お世話してくれるのがケアスタッフですから、ケアスタッフがどういった人達か?は非常に重要です。入居後のケアスタッフの対応如何ではホームでの暮らしを左右するものになってきます。
  1. 笑顔で対応しているか?
    介護に携わる方は他の職種と比較して低賃金・重労働であるといわれています。そういった中で利用者本位のケアサービスが提供されるためには、ホームやスタッフのポリシーであったり、自分自身の中に持っている心の余裕などが大切になります。
    笑顔や元気な挨拶というのはそういった面を如実に表す1つの指標で、そういった部分の欠けているホームでは入居者の方に対してのケアサービスがどこか不十分であったり、入居者本位のサービスがなされない、施設全体の空気が重くなり暗いイメージになる、といった問題に発展します。
  2. スタッフの在籍期間
    スタッフの不平不満の大きい施設ではどうしても短期でケアスタッフがやめてしまうことが多く、運営方針の浸透やケアサービス経験度合いに差が生じてきます。
  3. 平等な対応
    ケアスタッフは入居者1人1人を平等に扱う必要があります。見学しただけではなかなか見えてこない部分ですが、体験入居の際に入居者の表情を見たり提供されているケアサービスを観察することでわかる場合もあります。
  4. 教育制度
    ホームとしての運営方針をきちんと理解しているか、定期的な教育制度が実施されているか?ということも重要です。例えば、危険を未然に防ぐための配慮など一歩進んだ対応は適切な教育や経験があってこそ生まれてくるものです。
入居者の表情
見学体験入居をされる際には、既に入居されている方の表情を観察してみてください。日頃の生活や介護サービスに不満があったり、レクリエーション活動などが活発でない施設などでは入居者の表情も曇りがちになったり、活気がなく見えたりするものです。また、スタッフの対応は良くても一部の入居者によってホームの雰囲気が悪くなっているケースも稀ではありますが見受けられます。
入居者の方の笑い声であったり、いきいきとした表情、安心感のある穏やかな表情・・・そういったことに注意を払って見極めましょう


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