有料老人ホーム選びの失敗談から学ぶ-将来のことを充分考えてなかった■有料老人ホームご案内ネット~全国の高齢者住宅の無料案内

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有料老人ホーム選びの失敗談から学ぶ-将来のことを充分考えてなかった

有料老人ホームを選ぶに際して「将来のことを充分考えていなかった」事が原因で失敗したケースを紹介します。


介護が必要になって専用居室を移るようになって…

Cさんは7年前に有料老人ホームに入居された方でした。

入居された当時はお元気だったのですが、2年ほど前から要介護状態になり、それまで暮らしていた専用居室から介護居室(4人部屋)に移動することになり、相部屋での生活にストレスを感じるようになりました。また、最近では生活支援サービス等の利用頻度があがり、月額の支払いもギリギリになってきたため、「もう少し費用面で余裕が出来るところ、介護が必要であっても個室で生活出来るところ」への転居を考えている、ということでした。

今回のケースでは、入居時にお元気であったことから「介護が必要になった時にどうなるのか?」ということをよく検討しなかったことによるものです。また、このケースと同様に、入居時に認知症状が無かったのですが、入居後に認知症状が出始め、問題行動が原因となって有料老人ホーム側から退去を求められて困っている、といった相談事例もございました。

入居を検討している時点でお元気であっても、介護が必要となったり認知症状が出たりする可能性は0ではありません。特に介護が必要となるかどうか?については、入居を検討している方の多い65~74歳の方の要支援・要介護認定を受けている方は全体の4.29%(655,611/15,281千)であるのに対して、75歳以上の方では29.3%(4,193,907/14,297千)もの方が要支援・要介護認定を受けており(厚生労働省「介護保険事業状況報告」総務省「人口推計」<平成22年10月確定値>より)、介護が必要になった時にその有料老人ホームがどういった対応をしてくれるのか?費用は?といったことは、現在自立した方であっても絶対に確認しておかなければならない事項です。

※認知症については65歳以上の方の6~7%、80歳以上で20%程度と要介護状態に比べると低いですが、「なりうるもの」として考えて施設選びをしておいた方が良いでしょう。



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