有料老人ホーム入居に関するよくある質問(2)介護・医療について■有料老人ホームご案内ネット~全国の高齢者住宅の無料案内

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有料老人ホーム入居に関するよくある質問(2)介護・医療について

有料老人ホームを選ぶに際して、「介護(保険)・医療・リハビリサービス」面でのよくある質問とその回答(FAQ)集です。


有料老人ホームでのケアサービスはその後の生活を左右するもの。医療面とあわせてよくある質問とその回答です。

糖尿病でインシュリン投与対応出来る有料老人ホームを探しているのですが・・・
インシュリンの投与や胃ろう透析たん吸引在宅酸素といった医療行為はケアスタッフでは行うことが出来ませんので、医師や看護師がその有料老人ホームに居る(または併設医院がある)必要があります(胃ろうなどの経管栄養とたん吸引は一定の要件下で介護職員も対応可能)。
最近では24時間看護師が常駐する有料老人ホームもあり、医療行為に対応出来る有料老人ホームもございます。
今現在要介護認定を受けていないのですが、将来に備えて介護付有料老人ホームに入居したいのですが出来ますか?
介護付有料老人ホームというとその名称から「要支援・要介護」の人しか入居出来ないようなイメージにとられがちですが、自立の方も入居出来る有料老人ホームも数多くございます。
認知症患者への対応の優れたホームを探しているのですが・・・
認知症状のある入居者に対するケアは知識と経験が大きなウェイトを占めます。弊社でご案内している施設の中にも認知症対応に定評のある施設がございますので、是非ご相談ください。
有料老人ホームで介護保険は適用されますか?
介護保険の適用(在宅サービス)は出来ます。
  1. 介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
    有料老人ホームのスタッフが提供する介護サービスに適用されます。なお、介護保険で決められた以上の介護サービス(上乗せ・横出し)については、全額自己負担となりますので、入居前に確認しておく必要があります。
  2. 介護付有料老人ホーム(外部サービス利用型入居者生活介護)
    有料老人ホームが提携する外部の介護サービス事業者が提供する介護サービスに適用されます。
  3. 住宅型有料老人ホーム
    ご自身が地域の介護サービス事業者と契約を締結し、介護サービスを受けますが、その介護サービスにも介護保険は適用されます。
  4. 健康型有料老人ホーム
    要介護の方は入居出来ません。
長期入院したら有料老人ホームを退去しなければならなくなるのですか?
有料老人ホームは医療機関ではありませんので、(看護師が常駐しているなど一定の場合を除いて)日常的に医療行為が必要となった場合退去しなければならなくなる施設もあります。
なお、退院して日常的に医療行為が必要でない状態に回復したのであれば(利用料の支払遅滞等がなければ)退院後も引き続き有料老人ホームでの生活を続けられるのが一般的です。(但し、中には一定期間の入院期間が退去要件になっている場合もありますので、事前の確認が必要です)
有料老人ホームでリハビリサービスを受けることが出来ますか?
リハビリサービスを受けることが出来る有料老人ホームが大半ですが、内容等は各ホームによって様々です。下記の点について確認しておきましょう。
【リハビリサービスの種類】~どういった種類のリハビリサービスが受けられるか?
  1. 理学療法士 が行う 身体リハビリ
  2. 作業療法士 が行う 生活リハビリ
  3. 言語聴覚士 が行う 言語リハビリ
の3種類があります。
【リハビリサービスの提供を受ける場所】~どこで受けられるのか?
  1. 有料老人ホーム内の機能訓練室などで受ける
  2. 提携先の医療機関に出向いて個別に受ける
【リハビリを行う人】~スタッフなのか派遣なのか?頻度にも影響します。
  1. 専任の機能訓練士が日中有料老人ホームに常駐している
  2. 提携先の医療機関から定期的に派遣されてくる
入居した時は自立だったのですが、だんだん日常生活に支援が必要になってきたため要介護認定を受けようと思うのですが・・・
有料老人ホーム(健康型を除く)では、スタッフが市区町村に対する認定申請手続きを代行してくれますので、相談してみましょう。特定施設入居者生活介護の事業者指定を受けている介護付有料老人ホームではケアマネージャーが(要介護者100名に対して)1名以上配置されており、ケアプランの作成も有料老人ホームで行われます。
要介護認定を申請して結果が出るまで約1ヶ月程度かかる、といわれたのですが、その間介護保険の利用は出来ないのですか?
介護保険の利用自体は要介護認定の申請を行った時点で出来ますが、利用料はいったん全額自己負担しなければなりません。したがって、並行して、介護保険の窓口にも領収書を添付して還付申請をします。
こうすることで、要介護認定が決まった時点で、介護保険が適用されると判定された範囲のサービスについては利用料の9割が利用者に払い戻され、結果的に自己負担は1割となります。ただし、要介護度に応じて決められたサービス以上のケアサービスを利用した部分や、結果として「自立」だった場合には全額自己負担となってしまいます。
入居条件が「要支援・要介護」の有料老人ホームに入居した(入居時要支援)のですが、認定更新の際に「自立」と判定されてしまいました。「自立」を入居の対象としていないホームの場合退去しなければならないのでしょうか?
各有料老人ホームによって対応が異なりますが、退去を求められる場合もありますし、月額利用料に自立者生活支援費用等と呼ばれる費用を上乗せ(ホーム側に介護保険分の給付がなくなるため。ただし、介護保険の1割負担分は支払う必要がなくなります)することで継続して居住することが出来るなど様々です。現在、要支援1の認定を受けている方など、ご心配な方は事前に確認しておきましょう。
有料老人ホーム入居後に認知症状が出た場合、別途費用が発生しますか?
認知症状が現れた場合、その程度にもよりますが、多くの場合、いわゆる「問題行動」が見受けられるようになるため、より手厚いケアサービスが必要となってきます。このため、介護保険で決められている以上のケアサービスを受ける必要が出てくることから上乗せ介護費用と呼ばれる費用の支払いが必要になります。
特定の病気にかかっていたり障害があると入居出来なかったり、入居開始時期をずらされたりすることはありますか?
筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病、精神障害などがあっても受け入れ可能な有料老人ホームがありますので、ご相談ください。また、集団生活の場となりますので、入居直前に感染能力の高い病気にかかった場合は入居の時期をその病気が治癒されるまで延期するように指示される場合があります。
病院が併設されている有料老人ホームはありますか?
有料老人ホームは医療機関でないため、近隣の地域にある医療機関を提携(協力)医療機関として、入居者の健康面のケアを行います。最近新たにオープンした有料老人ホームにはこの提携(協力)医療機関が、同一の建物や敷地内に併設等されていることもありますので、ご希望の方はその旨お申しつけください。


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