Bさん(都内在住)は、ご実家(東北地方)に住んでいたお父様が亡くなってしまったため、お母様が1人暮らしをするようになったのを機に有料老人ホームへの入居を検討されていました。
出来るだけBさん自身が訪ねていけるように、と都内の有料老人ホームに決めました。ところが、入居されるお母様自身はあまり有料老人ホームへの転居を希望しておらず、また、生まれてからずっと東北地方の片田舎で暮らしてきたため、都会での暮らしにストレスを感じるようになり転居を考えている、ということでした。
今回のケースでは、(自分の近くで暮らして欲しいという)ご家族の方の思いが強すぎて、入居される方ご自身の意思や希望をよく理解しないままに有料老人ホームを決めてしまったことに問題があるようです。
入居される方、ご家族の方双方が納得するホーム選びが大切です。