ホーム入居までの流れ(5)有料老人ホームの見学■有料老人ホームご案内ネット~全国の高齢者住宅の無料案内

ホーム入居までの流れ(5)有料老人ホームの見学
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ホーム入居までの流れ(5)有料老人ホームの見学

資料等で検討した有料老人ホームに見学に行き、実際に自分の目で見て、肌で感じることが大切です。


集まった資料の比較・検討が終わったら、次に実際にお目当ての有料老人ホームの見学になります。比較・検討(資料を集めた)した有料老人ホームの中で、「絶対にこの有料老人ホームはダメ」といったものでなければ実際に見学しておくことです。比較・検討のページにも記載していますが、多くのホームを見学することで、有料老人ホームを見る目が肥え、また、インターネットやパンフレットから受ける印象と、実際に目で見て施設長などと直接話をした上での印象とではまるで違う、ということも(良い意味、悪い意味双方で)よくある話(「百聞は一見に如かず」)だからです。
また、一通りのホームの見学が済んだあとに、一番気に入ったホーム(の見学順序が最初の方だった場合は特に)については再度見学してみる、ということも遠慮せずにやってみましょう。色々なホームを見て回って目が肥えた状態で再度見学することで、1回目の見学の時には見えなかった部分が見えてくることもあります。

当ご案内ネットでは、出来る限り公平・正確かつ最新の情報をご提供するよう努めておりますが、やはり最後にはご相談者様・ご入居予定者様ご自身の目で見て判断されることが大切です。ご入居予定者様のご家族の方がご相談等に見えられる場合であっても、 見学や体験入居の際は必ずご入居予定者様が(一緒に)行ってください。ご家族の方であっても、自分の視点で見てしまい、大きな見落としが無いとも限りません。特に入居予定者様が日常的に介護が必要である場合には、ご家族の方(健常者)の目線だと、どうしても気づきにくい部分もあります。ご入居予定者様の視点で見るということは、意外と難しいものなのです。

有料老人ホーム 見学フロー

出来るだけ多くの有料老人ホームを見学し、実際に目で見て雰囲気を感じとり、わからないことなどがあったら、施設長などに積極的に質問しておきましょう。ここでは、有料老人ホームを見学する際の流れについて説明いたします。

※見学時の各チェック項目の詳細については「有料老人ホーム選びのポイント」の各該当項目をご覧下さい。また、無料で「見学・体験入居の際のチェックシート」を配布しておりますので、ご利用ください。

事前準備
ただ漠然と見学したのでは、後々あれも見ておけばよかった、聞いておけばよかった・・・といったことになりかねません。要点を必ずメモなど紙にまとめておき、事前に充分な準備をしておきましょう。
  1. パンフレットや重要事項説明書など、事前に入手した資料について、わかりにくい点や記載がされていない点など、見学の際に施設長等に質問する事項をまとめておく。
  2. 特定の施設や設備、サービス等の内容を確認したい場合はその内容
  3. 見学予定日にあわせた体調管理も大切です。特に高齢者の方は免疫力が弱くなっていますので、冬場など感染症予防を徹底しましょう。折角見学予約をしたのに、入居予定者の方が体調不良になって見学出来ない、といったことのないようにしましょう。また、万が一、体調不良になった場合は遠慮なくホームに事情を説明して見学日を延期してもらいましょう。その方を除いて見学するよりも、(その方が入居予定者である場合は特に)後日に延期してもらって全員で見学した方が良い結果を生みます。
  4. (当然ですが)有料老人ホームまでのアクセス方法も確認しておきましょう。
見学予約をとりましょう
有料老人ホームへ予約なく突然行った場合、スタッフが多忙等の理由によって詳しく説明してくれる余裕が無い等、せっかく行ったのに思ったように情報収集出来なかった・・・、ということも あり得ます。必ず、事前に見学予約をとっていきましょう。
予約の取り方等がわからない方など、弊社にて無料で見学予約の代行・調整を致しますので、ご遠慮なくお申し付けください。
なお、ご自分でご予約される場合は、以下の点を相手に伝えればいいかと思います。
  1. 入居を検討しているので、有料老人ホームを見学したいという趣旨
  2. 見学の希望日時(あくまでも希望です。こちらの希望をゴリ押しすることによって10~20分程度しか時間がとれず、充分な情報収集が出来なかった、ということもあります。先方の指定する日時の方が時間に余裕があったり、業務の多忙な時間をさけてもらえるので、より丁寧な対応が期待出来ます)
  3. 見学に行くのは自分(入居希望者)だけなのか。家族等もいっしょに見学するのか?といった見学同行人数を伝えます。複数の人の目で見ることは大切なことですが、既にオープンして居住している人がいる施設では、そこに生活している人の生活の邪魔になったり失礼にもなりますので、多くても3~4人程度に止めましょう。
  4. 交通アクセス(どのような交通手段で行けば良いか)。また、送迎等はあるのか。
  5. 確認したい設備や内容(サークル活動等の場合、その活動時間と見学日時が相違していれば見学することが出来ません。前もって、「これは」という項目がありましたら、見学時間帯に見学することが可能か確認しておくと良いでしょう)
  6. 準備しておいてもらいたい資料。たとえば、重要事項説明書や財務諸表など、現時点で入手していない資料があったら、事前に準備しておいてもらえるように依頼しておきましょう。
  7. その他特別に準備しておいてもらいたいこと。例えば、食事の体験は突然言ってもできない場合が殆どですので、食事を実際に体験してみたい、という方は事前に申し込んでおきましょう。(見学自体は無料ですが、こういった食事代金は別途必要になる場合がありますので、費用もあわせて確認しておきましょう)
  8. 見学を申込みする際のスタッフの電話応対の仕方も重要なチェックポイントです。言葉使いや礼儀、長い時間電話を保留にしないかなどもチェックしておきましょう。
見学前日までの準備
持ち物などをリストアップして準備しておきましょう。また、車いす使用の場合には介護タクシーの予約なども必要です。
また、前日に念のためホームに予約確認の電話を1本いれておくと良いでしょう。
【見学の際の持ち物等 チェックリスト】
  1. 動きやすい服装と靴
  2. 質問事項などをまとめたメモ
  3. 施設長との話など、見学の際の気づいた点などをメモするための筆記用具
  4. カメラ(施設や設備によっては撮影出来ない部分もあります)
  5. メジャー
  6. これまでに入手しているパンフレットなどの資料
見学の際のチェック項目 (1)最寄り駅から有料老人ホームまで
最寄り駅からのアクセス状況は、写真や地図を見ただけではわからない部分です。起伏や交通量、騒音や振動、時間的に余裕があれば(施設見学後でも構いませんが)周辺の公園などへも足を運んで実際に見ておくと良いでしょう。
また、最寄り駅からの送迎サービスがある施設であれば、入居後の外出時にも送迎してくれるのか?、家族や友人が訪ねてくるときも送迎サービスがあるのか?、利用に別途費用がかかるのか?といったこともあわせて確認しておきましょう。
見学の際のチェック項目 (2)有料老人ホーム内の見学
有料老人ホームに着くと、施設長や見学担当者の案内で施設内の見学がはじまります。新規オープン施設でない限りは既に入居して生活している方がいらっしゃいますので、入居者の方々の生活の妨げや失礼にならないように注意しましょう。
【見学の際に守ること】
  1. 既に入居されている方がそこで生活している、ということを常に念頭において行動しましょう。
  2. 写真撮影をする場合は、必ず担当者の方の許可を得て撮影しましょう。また、撮影が許可された時であっても、入居者の方が写らないようにする等の配慮が必要です。
  3. 自分の興味が赴くままに、案内者の指示に従わずに勝手な行動をとったり、居室や浴室を勝手に覗くような行動は言語道断です。居室や浴室を見学したい、という気持ちは見学に来ているのだから当然ですが、必ず担当者の許可をとることが必要です。
  4. 自分が住み慣れた地域の有料老人ホームを見学すると、旧友や知り合いなどがそこに住んでいる、ということも決して珍しくはありません。全ての人がそうというわけではありませんが、入居者の中には自分がここに住んでいることを知られたくない、という人もいらっしゃいます。「この有料老人ホームには○○が住んでいる」といったことを第3者に話すなど、軽はずみな言動は慎んで下さい。
【見学の際のチェック項目】
  1. 居室~トイレ設備、家具 、間取り(実際に寸法を測っておくと、入居を決めた際に家具配置など事前に計画がたてやすくなります)、手すり、車いすの方はバリアフリーとなっているか、陽射し、窓からの眺望、緊急通報システム、介護が必要になった場合に別室に移動するのであれば介護居室 等
  2. お風呂~設備(機械浴など、温泉等の有無)、広さ、利用回数・時間等
  3. 共有設備~レストランの値段・雰囲気・品数、理美容室 、ゲストルーム、談話室、喫煙者であれば喫煙スペース 等
  4. 建物内外全般にわたって清潔感があるか(清掃サービス)
  5. 入居されている方やスタッフの表情、雰囲気
  6. スタッフの仕事に対する姿勢
  7. 入居を検討している方がお元気である方の場合、介護棟を案内せずに、お元気な方がお住まいになっている棟のみを案内する場合があります。介護棟が分かれている場合にはそちらも案内してもらうなど、(現在自立であっても)介護の現場も確認しておきましょう。

【実はあなたも有料老人ホーム側からチェックされている!?】
有料老人ホームでの生活は集団での共同生活になりますので、協調性がなかったり担当者の指示に従わなかったりすると「ホームでの共同生活は出来ない、和を乱す」といった判断がされ、折角そのホームが気に入っても、有料老人ホーム側から入居をお断りされることもあります。

見学の際のチェック項目 (3)有料老人ホームからの説明
一通りの施設内外の見学が終了すると、担当者から重要事項説明書やサービス一覧表などの資料の交付を受けて、その内容に沿った説明を受けます。各説明の項目毎に、わからない点や疑問点などがあったら(あらかじめ用意した確認事項をまとめたメモなどを参考にしながら)遠慮なく聞いてください。特に有料老人ホームの検討をしはじめたばかりの方にとって、介護の専門用語などがでてくると理解できない、しづらいといったことは「当たり前」のことです。「恥ずかしい」と思う必要はありません。
【確認する主な内容】
  1. 費用関係~パンフレットなどでは複雑でわかりにくいこともあります。生活支援サービス費なども含めて充分に確認しておく必要があります。
  2. 介護関係~スタッフの配置、夜間の勤務状態、利用出来るサービスと費用など
  3. 医療~協力医療機関の診療項目、リハビリや医療行為、認知症対応など
  4. 食事~介護食や病気食、好き嫌い、量などへの対応、メニュー表も出来ればもらって帰りましょう。
  5. 行事、イベント、サークル活動の内容、頻度、費用
  6. 運営懇談会の実施状況、苦情処理、過去のトラブルや退去事例。有料老人ホームの中には入居者向けに「○○便り」「○○新聞」というような名称で冊子が配られていることもあります。そういったものがあれば、あわせてもらって帰りましょう。
  7. 家族や友人が訪れた場合の駐車場利用、宿泊、食事などの提供有無 など
見学の際のチェック項目 (4)見学者側からの質問
担当者からの説明が終わると、最後にまとめ的な意味合いで質疑応答の時間があると思います。聞き忘れの項目がないか?、また、見学をした中で自分が率直に感じたことや思ったことなどを質問しましよう。
また、質問に対する答えが不明瞭であったり、要求している質問に答えてくれなかったり、必要な資料の交付を拒否するようであればその施設は選ぶべきではありません。候補リストから削除しましょう。
まとめ
見学を終えて自宅に戻ったら、メモした内容などをもとに清書して整理しましょう。人間の記憶は忘れてしまうことも多々ありますし、複数の有料老人ホームを見学すると「この記憶はどの有料老人ホームのものだったかな?」と混乱してしまうこともあります。記憶が新しいうちに、要点を整理し、また、見学に行った人それぞれの視点から見た感想を書き残しておきましょう。
また、見学をした結果として「体験入居契約」の候補先となるホームだったのであれば、あらためてそのホームの費用体系にあわせた内容で費用計画を(詳細に)たてなおします。


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